「もみ合いスタート、健全な循環物色となるか」~1/5(朝刊)

 昨日の米国株式相場は高安まちまち。ダウ工業株 30 種平均は 214.59 ドル高の 26799.65、ナスダック総合指数は 210.08 ポイント安の 15622.72 となった。また、時間外取引の日経平均先物(円建て)は 29275 円付近での推移。したがって、本日の日経平均はもみ合いスタートを想定。前日終値近辺から始めると思われる。


 昨日の日経平均は窓を空けて上昇。強気相場に転換しており、明確な先高観が出ている。上方には窓が存在しており、目先はこれを目指す展開。短期的には窓上限(29444.45 円)までの上昇余地がある。

 そのようななか、外国為替市場では円相場が下落。1ドル=116 円台に突入しており、円安が鮮明になっている。米長期金利が年 1.6%台に上昇しており、日米金利差の拡大が意識される展開。金利裁定による円売り・ドル買いが進みやすく、為替を円安方向へと動かしている。国内輸出関連株には追い風となるが、これはあくまでも短期要因。長期要因では日米インフレ格差が存在していることから、将来的には円高・ドル安に動く公算が大きい。投資家はあくまでも「一時的な円安」という認識を持つ必要があるだろう。


 米ナスダックが下落したことから、昨日、買われたハイテク・半導体関連などには売り圧力が働きやすい。その一方で自動車などの円安メリット銘柄には引き続き、買いが入るだろう。全体相場を押し上げる原動力となり、市場の明るさには変化がなさそうだ。そのようななかマザーズ銘柄など新興株に買いが入ってくるかが焦点となる。個人投資家にとっては「健全な循環物色」が起こってほしい場面であり、そこが注目ポイントとなる。投資家は「買いポジション」を維持しながら、上方向への動きを再確認することになりそうだ。

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