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「もみ合いスタートも、上方修正への期待は大きい」~1/26(朝刊)

 昨日の米国株式相場は高安まちまち。ダウ工業株30種平均は36.98ドル安の30960.00、ナスダック総合指数は92.93ポイント高の13635.99となった。また、時間外取引の日経平均先物(円建て)は28800円付近での推移。したがって、本日の日経平均はもみ合いスタートを想定。前日終値近辺から始まると思われる。


 日経平均の日足チャートでは昨日、下影陽線が出現。ザラ場での買い意欲の強さを示唆しており、先高観は非常に強い。短期的な三角保ち合いが煮詰まっており、「上放れ」への期待は高い。本日はもみ合いスタートが予想されるが、「上方向」が前提になっている動きと言えよう。


 東京株式市場は基本的に手掛かり材料難であるものの、「下がらない相場」に売り方は業を煮やしている。買い戻しのチャンスを失っており、再び上値を買わざるを得ない状況にある。全体的に出来高は少ないものの、株価だけスルスルと上昇するような展開となりそうだ。



 その理由のひとつとされているのが、本格化する企業決算だ。アナリストの上方修正が追い付いておらず、結果的に業績が上振れするケースが多発しそうだからだ。主力どころを中心に、上値を買い進む理由はここにある。あとは緊急事態宣言を受けて、徐々に新規感染者が減少。買い安心感も生まれている。「コロナとの付き合いは長くなる」との見方は優勢であるものの、足元で少しは「経済正常化」への期待が高まりつつある。

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