「やや堅調スタート、弱気転換はホンモノ?」~4/4(朝刊)

 先週末の米国株式相場は上昇。ダウ工業株 30 種平均は 139.92 ドル高の 34818.27、ナスダック総合指数は 40.98 ポイント高の 14261.50 となった。また、時間外取引の日経平均先物(円建て)は 27685 円付近での推移。したがって、本日の日経平均はやや堅調スタートを想定。上値を試すと思われる。


 注目の米雇用統計はほぼ市場予想通り。3月の非農業部門の雇用者数は 43.1 万人増となり、堅調な雇用の伸びが好感される形となった。失業率も 3.6%と約 2 年ぶりの低水準となっており、株価は堅調に推移した。

 ただ、一部では「FRB による利上げペースが速まる」との見方もあり、金融引き締めの警戒感から株価は伸び悩む展開へ。NY 株の上昇幅は限定的となっている。


 日経平均の日足チャートでは先週末、長い下ひげが出現。押し目買い意欲の強さを示唆している。ただ、小さな窓を空けて下落したことで、チャートは弱気転換。何かと下落しやすい状況にある。


 現時点では「下ひげに対して上方の窓」が優先されることになりそう。「窓・ひげ理論」から上方の窓を埋めやすく、その後は下方の窓を目指す順番となりそうだ。チャートが弱気形状であることから、上方の窓埋めの時点では「戻り売り」となる。


 市場が気にしているのは、引き続き、ウクライナ情勢ということになるのだろう。本日はロシアの約 21 億ドルの債務返済期限を迎えると言われているが、これの大半はすでにルーブル建てで早期償還されたと報じられている。再びデフォルト回避となる公算が大きく、この点に関しては安心して良いだろう。


 そのようななか、ロシア軍がキーウから後退するなかで、近郊での市民虐殺が伝えられており、ドイツ・フランスも制裁強化を示唆している。もちろん、これらの国々はロシアから天然ガスを買っており、ルーブルでの支払いを求められている。当然、これを拒否しているわけだが、いずれ供給減少(停止)の圧力をかけられ、ルーブル建てでの支払いに応じざるを得なくなりそうだ。インドなどの支援もあり、「ロシアの経済的破綻」のシナリオは後退していると言えそうだ。


 投資家は先週末の日経平均の弱気転換がホンモノかどうか見極める局面となっている。買い先行から一段高となれば、強気転換する可能性が出てくる。「売りポジション」を持ちながら、相場の流れを見る局面となる。


【本日のレポート銘柄】

JTOWOR<4485>

HENNGE<4475>

ソフトバンク G<9984>

セレスポ<9625>

リベルタ<4935>


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