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「やや軟調スタート、下方の壁は存在しているのか?」~9/11(朝刊)

 先週末の米国株式相場は小幅高。ダウ工業株 30 種平均は 75.86 ドル高の 34576.59、ナスダック総合指数は 12.69 ポイント高の 13761.53 となった。また、時間外取引の日経平均先物(円建て)は 32315 円付近での推移。したがって、本日の日経平均はやや軟調スタートを想定。下値を試すと思われる。


 先週末の日経平均は売り先行のあと一段安。窓を空けて下落しており、弱気相場が鮮明になっている。目先は下方のファンダメンタルズの壁②を試す動きとなり、これを死守できるかが焦点となるだろう。



 今週の注目材料は 13 日(水)にも行われるとされている内閣改造・党役員人事である。政権支持率の浮上ため、岸田首相は大胆な経済政策を実施するとみられ、政策期待が高まる1週間となるだろう。


 また、その日の夜に米国で発表される消費者物価指数には注目だ。足元で利上げに関して強弱感が入り乱れるなか、この経済指標の発表によって、どちらかに方向づけされる可能性がある。米国株の先行きを占う上で、重要なイベントとなるだろう。


 投資家は「売りポジション」を維持しながら、下方のファンダメンタルズの壁②の存在の有無を確認するようにしたい。基本的には弱気形状であり、場合よっては消滅、下方ブレイクする恐れもある。先週末にメジャーSQ を通過し、すでに需給変化が起こったかもしれず、その点には十分に注意をしたい。


【本日のレポート銘柄】

ネクステージ<3186>

海帆<3133>

アドバンテスト<6857>など


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