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「やや軟調スタートも、成長株には資金が向かいやすい」~1/22(朝刊)

 昨日の米国株式相場は高安まちまち。ダウ工業株 30 種平均は 12.37 ドル安の 31176.01、ナスダック総合指数は 73.57 ポイント高の 13530.92 となった。また、時間外取引の日経平均先物(円建て)は 28640 円付近での推移。したがって、本日の東京株式相場はやや軟調スタートを想定。下値を試すものと思われる。


ナスダック総合指数と S&P500 は高値更新で終えたものの、NY ダウはやや上値の重い展 開。高値圏では一定の利食い売りが出ているようだ。日本株も NY ダウの売り圧力の強さを 嫌気して、やや下落して始まりそう。日経平均も年初来高値付近で推移しており、利益確定 の売りが出やすいと考える。

 もちろん週末要因もあるだろう。基本的に手掛かり材料難が続いており、積極的に上値を 買いにくい。売り方の買い戻し、世界的な金融緩和の継続などが上昇の背景になっており、 一部では「バブルでは?」との声も聞こえている。投資家は疑心暗鬼のなか買い進んでお り、それが出来高の乏しさにもつながっている。


ただ、昨日はマザーズ指数が大幅高となっており、一部の新興株には個人投資家の資金 が向かっている。値動きの良い銘柄に対しての物色意欲は旺盛であり、引き続きそういった 流れが続くだろう。全体相場の上値が重い方が、逆に成長株には資金が向かいやすいという特徴がある。コロナ感染拡大が続いていることからワクチン関連、バイデン新大統領の政策 から環境関連などに資金が向かいやすいと考える。

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