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  • Yasushi Kuroiwa

「下ひげが出現も、相場の弱さに変化はなし」~8/4(夕刊)

 本日の日経平均は 57.75 円安の 27584.08 円で取引を終了した。朝方は一時下落幅を拡大させる場面もあったが、売り一巡後は下げ渋る展開となった。


 日経平均の日足チャートでは、下ひげが出現。押し目買い意欲の強さを示唆しており、下方に壁が存在している可能性がある。もちろんこれは「テクニカルの壁」であり、将来的には消滅するもの。それでも一時的な買い安心感がある。


 基本的に手掛かり材料は乏しく、チャートは「弱気形状」を維持。最終的には下放れる展開となりそうだ。「一時的な下げ渋り」という見方であり、投資家は引き続き「下方向」の動きを警戒しなければならない。

 当然、相場を押し下げているのは、コロナの感染拡大だ。本日の東京の感染者は 4166 人となっており、過去最多を更新。オリンピックが開催されるなか、さらに拡がる可能性が高そうだ。


 また、取引時間中に発表されたトヨタ(7203)の四半期決算は、純利益で過去最高を更新。しかし、株価は「物足りない」との見方から、1万円の大台を割り込んだ。決算に対するハードルが高くなっており、「好決算=株価上昇」と素直には行かないようだ。


 「窓・壁・軸理論」では下方の壁を意識しながら、それを将来的にブレイクする展開が予想される。相場の弱さがより明確になる可能性があり、投資家はそのときのために準備する必要がありそうだ。日本勢のメダルラッシュは必ずしも与党の追い風になっていない。「陽動作戦」もうまくはいかず、当然のように「秋の政局」が訪れそうだ。投資家は決して気を抜かず、ポジション管理は徹底しておきたい。


<マーケット・ストーリー>

足がついたと思うのが幻想だ。そこに床があってほしいという気持ちは分かるが、現実は厳しい。もがけばもがくほど、体力を消耗。溺れる可能性が高まる。

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