「原油安を好感、米 FOMC に対する楽観的な見方も」~3/16(朝刊)

 昨日の米国株式相場は上昇。ダウ工業株 30 種平均は 599.10 ドル高の 33544.34、ナスダック総合指数は 367.40 ポイント高の 12948.62 となった。また、時間外取引の日経平均先物(円建て)は 25440 円付近での推移。したがって、本日の日経平均は堅調スタートを想定。上値を試すものと思われる。


 NY 株が上昇したのは、原油価格が急落したから。1バレル=95 ドル台での推移となっており、インフレに対する警戒感が後退している。また、本日発表される米FOMCの結果に対して、それを先取りする動き。一部の米経済指標が悪化したことから、「利上げは 0.25%にとどまる」との見方が台頭。「FRBはそれほど利上げを急がない」という楽観的な見方が優勢となり、株価を押し上げている。また、本日はロシアの米ドル建て国債の利払い日。一部で「デフォルト(債務不履行)」が懸念されているものの、金額がそれほど多くないため、「現時点での影響は限定的」と、投資家たちは割り切っているようだ。

 日経平均の日足チャートでは、窓を空けて上昇することになりそう。強気相場が鮮明となり、一時的にリバウンド・ムードが高まるだろう。目標となるのは、もちろん上方の窓(26585.30円―25774.28 円)。場合によっては、本日中にも到達することになるだろう。ロシア・ウクライナの停戦協議の行方は不透明なものの、「何か前進するのでは?」という期待がうごめいている。投資家による買い戻しがいったん優勢となり、日経平均は上値を試すことになりそうだ。焦点となるのは、上方の窓に到達するか否か――そして寄り付きで空けた窓を維持できるか否か――である。投資家は「買いポジション」を持ったまま、二度目の窓空けの有無を確認することになる。成功した場合には、その後の「リバウンド本格化」を意識することになる。

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