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「反発も、相場の弱さに変化はない」~7/6(夕刊)

 本日の日経平均は 46.02 円高の 28641.21 円で取引を終了した。朝方は堅調なスタートとなったものの、その後はやや伸び悩む形。買い手掛かり材料に乏しく、上値の重い展開となった。


 日経平均の日足チャートでは十字足が出現。短期的なリバウンド相場となったものの、相場の弱さに変化はない。下落しやすい状態が続いており、明日以降、改めて下値を試す動きとなりそうだ。

 市場が気にしているのが、日経平均の算出・選定に関する変更。本日、指数寄与度の大きいファストリ(9983)やソフトバンク G(9984)は上昇しており、ちょっとした安心感が生まれている。「新しい基準になったとしても、入れ替えは年に3銘柄程度。これらのウェイトがすぐに下がるわけではない」という見方が広がっており、一部で押し目を拾う動きもあるようだ。


 その一方で強い相場となっているのが任天堂(7974)である。流動性重視の新基準では「日経平均採用が濃厚」とされており、機関投資家からの買いも入っているようだ。現時点で日経平均には影響しないものの、「隠れた注目株」であると言えるだろう。


 日経平均はこのまま下方の壁を試す動きとなりそうだ。27900 円付近でいったん下げ渋ることが予想されるものの、この壁はブレイクされることが前提になっている。リバウンドは限定的であり、そのあとに改めて売りが出ることになりそう。明確な底入れ感もなく、ズルズルと下値を試す動きになるだろう。


<マーケット・ストーリー>

ユニクロ着てても、ソフバン持ってても、すぐに咎められることはなさそうだ。人間ならばSwitchをやるくらいの余裕は欲しい。それでもあまりに夢中になっていると、ズブズブと足を取られることになりそう。

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