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執筆者の写真Yasushi Kuroiwa

「堅調スタート、上昇相場は持続するのか」~10/11(朝刊)

 昨日の米国株式相場は上昇。ダウ工業株 30 種平均は 134.65 ドル高の 33739.30、ナスダック総合指数は 78.60 ポイント高の 13562.84 となった。また、時間外取引の日経平均先物(円建て)は 31820 円付近での推移。したがって、本日の日経平均は堅調スタートを想定。上値を試すと思われる。


 昨日の日経平均は窓を空けて上昇。買い先行から一段高となり、上昇幅は 700 円を超えた。チャートは強気形状に転じており、一連の下落相場は終了。下方に壁が確認されており、目先はリバウンド相場が継続することが期待される。



 ただ、昨日の上昇によってすでに上方の窓に到達しているほか、逆に下方には窓が空いている状態。早くも調整しやすい需給となっており、この上昇相場が持続するかどうかは分からない。買い一巡後、急速に上値が重くなるかもしれず、そのような動きには注意をしておきたい。


 チャートが強気形状に転じたことで、投資家は再び「買いポジション」を持つことになる。米FRB高官のハト派発言によって、市場の米利上げ警戒感が後退。株価を買い戻す動きが強まっている。また、パレスチナによるイスラエル攻撃も、一時的なショック安を生み出したものの、今は落ち着いた動きとなっている。暴力の連鎖がそれほど加速しなければ、市場は冷静に中東情勢を見ることになるだろう。あとは今晩の米FOMC議事要旨、そして米CPIなどと続く。投資家は、買い戻しの動きが持続するのかを見極めることにしたい。


【本日のレポート銘柄】

クシム<2345>

メドレックス<4586>

ispace<9348>など


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