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「堅調スタート、下方の壁②の有無を確認へ」~9/12(朝刊)

 昨日の米国株式相場は上昇。ダウ工業株 30 種平均は 87.13 ドル高の 34663.72、ナスダック総合指数は 156.37 ポイント高の 13917.89 となった。また、時間外取引の日経平均先物(円建て)は 32440 円付近での推移。したがって、本日の日経平均は堅調スタートを想定。上値を試すと思われる。


 日経平均の日足チャートでは昨日、連日の陰線が出現。買い一巡後に上値が重くなっており、弱気相場が継続していることを意味している。本日は堅調スタートから、昨日と同様の動きになるかに注目だ。



 もちろん焦点となっているのは、下方のファンダメンタルズの壁②の有無だ。ここに壁が存在していると、「下方に壁・上方に窓」という位置関係になる。短期的に急速にリバウンドする可能性があり、投資家は注意が必要だ。


 そして今週の注目材料は、米アップルの新製品発表、内閣改造・自民党役員人事、そして米消費者物価指数となるだろう。米アップルに関してはAI、半導体関連株の押し上げ要因となるが、米FOMCの利上げ見通しがやや不透明なため、上値を抑えられる可能性がある。同時に日銀がYCC是正に動く可能性があり、それも強く影響してきそうだ。内閣改造、役員人事に関しては、個別銘柄で上昇するものも出てきそう。当然、その銘柄の持続性はそれほど高くはないだろう。いずれにしても、投資家は「売りポジション」を維持したまま、下方の壁の有無を確認することになる。


【本日のレポート銘柄】

ネクステージ<3186>

海帆<3133>

セルシード<7776>など


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