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  • Yasushi Kuroiwa

「堅調スタートも、上方の窓が抵抗帯」~6/18(朝刊)

 昨日の米国株式相場は高安まちまち。ダウ工業株 30 種平均は 210.22 ドル安の 33823.45、ナスダック総合指数は 121.67 ポイント高の 14161.35 となった。また、時間外取引の日経平均先物(円建て)は 29190 円付近での推移。したがって、本日の日経平均は堅調スタートを想定。上値を試すものと思われる。


 昨日の日経平均は窓を空けて下落。弱気相場に転じており、先安観が強まっている。本日の日経平均は米長期金利が低下し、ナスダックが上昇したことを受けて、ハイテク株中心に買い戻しの動きが強まるだろう。

 日経平均の日足チャートでは、上方の窓が戻りメドとして意識されそうだ。もし、窓上限に到達した場合には、ここで達成感が台頭。再び下落しやすい状態となる。上方にはファンダメンタルズの壁(割高の壁)が位置しており、これが上値抵抗帯として機能している。執拗に戻り売りを浴びやすく、投資家は上昇した場面では売りを出すしかない。


 本日は日銀金融政策決定会合が予定されているが、投資家にとって最大の関心事は、ETF 買いの有無だ。ただ、今回の会合では特に議論される様子がなく、この点に関しては「無風」が予想される。4 月 21 日以降、日銀は ETF を買っておらず、いわゆる「ステルス・テーパリング(隠れた緩和縮小)」が行われている可能性が高い。日経平均型から TOPIX 型にシフトした経緯もあり、日経平均の指数寄与度が高いファストリ(9983)は直近3か月、軟調な推移を強いられている。今後もこの流れが続く可能性があり、日経平均の上値を抑える要因になりそうだ。本日は週末要因もあり、買い一巡後は上値が抑えられるだろう。

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