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「思いのほか弱い、上方の窓埋めが前提だが・・・」~4/27(夕刊)

 本日の日経平均は 134.34 円安の 28991.89 円で取引を終了した。朝方は堅調スタートとなったものの、その後は上値の重い展開。積極的な買いが広がらず、買い一巡後は戻り売りに押された。


 日経平均の日足チャートでは、ローソク足で陰線が出現。現在は上方に窓が空いている状態ではあるが、これを埋めようとする動きにはなっていない。決算発表が本格化するなか、好業績銘柄に対する売りも目立った。業績のハードルは高くなっており、株価が下押ししやすい状態となっている。

 注目の日銀金融政策決定会合は、大規模な金融緩和策の維持を決定。特にサプライズはなかった。これで市場の注目は米 FOMC やバイデン大統領の施政方針演説へと移る。これらも内容はほぼ織り込み済みであり、特にサプライズは生じそうにもない。すでに「キャピタルゲイン課税の影響は限定的」との見方もあり、マーケットが特に嫌気する動きにはならないだろう。


 投資家はゴールデン・ウィークの連休を控えて、一段と様子見姿勢を強めそうだ。一部の小型株は乱舞することになるだろうが、全体相場は凪の状態。もみ合い相場が継続しそうだ。


 あとちょっと気になるのが、日経平均の弱い動きである。通常ならばスムーズに上方の窓に到達するはずなのだが、現時点ではそうなっていない。何か悪材料を内包しているような動きとなっており、投資家はその点に注意する必要があるだろう。仮に上方の窓を埋められなかった場合には、将来的に「悲劇的な下落」が待っている。現時点では「買いポジション」を継続するものの、そういった流れになったときには即座に反応したい。


<マーケット・ストーリー>

「ごめんなさい。ちょっとミートがなくなってしまって、、、、」―-案の定だ。最初からおかしいと思ったんだ。肉なしバーガーって。でも、俺は信じてる。必ずこのバンズに肉が入ることを・・・。

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