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「懐疑の中で育つ相場に、ゆっくりと浸かる」~1/27(朝刊)

 昨日の米国株式相場は小幅安。ダウ工業株 30 種平均は 22.96 ドル安の 30937.04、ナス ダック総合指数は 9.93 ポイント安の 13626.06 となった。また、時間外取引の日経平均先物 (円建て)は 28725 円付近での推移。したがって、本日の日経平均は堅調スタートを想定。上値を試すものと思われる。

 日経平均の日足チャートでは昨日、ローソク足で陰線が出現。やや上値の重さを示唆して いるものの、チャートが崩れたわけではない。強気相場は継続しており、買い意欲は強そう だ。下方に空いている窓を拒否して上昇することになれば、それだけ相場の強さを示唆する ことになる。足元で三角保ち合いが煮詰まった形となっており、一段と「上放れ」が濃厚となりそうだ。


ただ、市場の買い手掛かり材料が乏しいのは事実。今晩は米国で FOMC の結果発表が 予定されており、それを見極めたいとする投資家も多いことだろう。日本株も上値志向を強 めるものの、明確な上放れは示されないと思われる。上昇は小幅に留まりそうだ。


投資家はジリジリする上昇相場に付き合うしかない。最終的に「上放れ」の可能性が高いのであれば、ここは「買い」で対処するしかない。出来高が少ないのも需給にとっては好材料。「懐疑の中」で育つ相場に、ゆっくり浸かるしかない。

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