「もみ合いスタートも、下落歩調は明確」~2/15(朝刊)

 昨日の米国株式相場は下落。ダウ工業株 30 種平均は 171.89 ドル安の 34566.17、ナスダック総合指数は 0.24 ポイント安の 13790.92 となった。また、時間外取引の日経平均先物(円建て)は 27035 円付近での推移。したがって、本日の日経平均はもみ合いスタートを想定。前日終値近辺で寄り付くと思われる。

 昨日の日経平均は窓を空けて下落。米インフレ率の高まりやウクライナ情勢を嫌気しており、チャートは完全に弱気転換している。リバウンド相場が終了したことを意味しており、目先は軟調な推移が予想される。投資家が一斉に弱気姿勢に傾くことで、下落歩調が明確となりそうだ。


 「窓・壁・軸理論」では、新たなファンダメンタルズの壁(割高の壁)が出現。軸(相場の方向性)が下向きに傾いていることを意味しており、目先は執拗に上値を押されやすい。2つ上の窓の手前に壁が存在していることで、これ以上の上昇が期待できない。すぐ上の窓まで上昇余地があるが、これが限界、ということになる。基本的には今後は下方の窓を目指すことになり、短期的には窓下限(25650.85 円)までの下落余地がある。


 こうなってくると、投資家は「戦争」を前提にトレードしなければならない。ロシアのウクライナ侵攻は既定路線になりつつあり、それに対する欧米の経済制裁、それに対するロシアの反発が予想される。最近は大規模戦争がないこともあり、ここで武器在庫の大量消費が行われることになる。経済に対する影響は一概にはマイナスではないが、投資家は「下方向」を見ながら「底入れのタイミング」をうかがうことになる。基本的には「株価下落→戦争開始→底入れ→戦争終了」というパターンであり、戦争終了前に底入れすることになる。買い方にとってはそこが「勝負どころで」あり、「株価水準、タイミングがどこになるのか」―-を見極めることになる。

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