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  • Yasushi Kuroiwa

「窓・壁理論に反する動き、軸は下向き」~7/8(夕刊)

 本日の日経平均は 248.92 円安の 28118.03 円で取引を終了した。朝方から軟調スタートとなり、その後はさらに下値を試す動き。東京に4度目の緊急事態宣言が出されることが確定的となり、経済的なダメージを嫌気する売りが優勢となった。


 日経平均の日足チャートでは陰線が出現。安値引けとなっており、先安観が残っている。米株高は相場の下支え役となっているものの、日本独自の悪材料で下げる展開。コロナ感染が拡大しており、投資家は嫌気売りを出している。

 「窓・壁・軸理論」では、「上方に窓・下方に壁」という形。本来の需給ならば、この上方の窓を埋めに行って良いはずだが、実際には逆の動きとなっている。軸が下向きに傾いている証拠であり、それだけ相場が弱いことを意味している。軸は大きく下向きに傾いており、下方ブレイクが必至の情勢だ。28000 円割れの水準では一時的に下げ渋ることが予想されるものの、この壁はあくまでもテクニカルの壁(需給の壁)。将来的には消滅することが予想され、「ダム決壊」の要因となりかねない。投資家は今後の急落に備えて、明確な「売りポジション」をとるべきだと考える。


 日経平均の足を引っ張っているのは、ファストリ(9983)、ソフトバンクG(9984)などの指数寄与度の大きい銘柄。これらの銘柄は将来的にウエイトが下がることが予想されるほか、米中の対立激化も暗い影を落としている。「買われにくい状態」にあることから、全体相場を押し下げやすい。市場のセンチメントが徐々に悪化することが予想され、その次にくる「投げ売り」に備えるようにしたい。


<マーケット・ストーリー>

「下にマットは敷いてあるのか?」「恐らく敷いてあると思います」「思います?」「たぶん・・・」「たぶん?」「前回は敷いてありました。確認しています」「今回はどうなんだ?」「恐らく大丈夫だと思います」「恐らく?」

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