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  • Yasushi Kuroiwa

「買い一巡後は失速、市場は何か悪い材料を・・・」~1/29(夕刊)

 本日の日経平均は 534.03 円安の 27663.39 円で取引を終了した。朝方は買い先行となったものの、買い一巡後は上値の重い展開。戻り待ちの売りが優勢となり、後場は一段安の展開となった。


 取引時間中には米国株先物が下落する展開となった。一部の証券会社が取引規制を緩和すると伝わったことで、投資家が再びリスクを意識する流れ。カラ売り筋が保有するゲーム株の一角が強引に買い上げられたことで、それらの投資家が多額の損失を被るとの見方が台頭。他の銘柄に換金売りが出るとの観測から、米国株が急落した経緯があったからだ。そ ういった動きが再び意識され、「米株安→日本株安」という連鎖となっている。

 日経平均の日足チャートでは、下方の4つの窓の最上段に到達。その一部を埋めたこと で、ちょっとした達成感が漂っている。


 当然、上方の窓埋めを拒否したことは致命的な動き。軸が大きく「下向き」に傾いている可能性があり、さらなる連鎖安が懸念される。依然として4つの窓が残っており、これを埋めに行く流れとなりそうだ。


 問題はどこで下げ止まるのか――。現時点では最悪、一番下の窓の下限(26585.21 円)までと考える。率にしたら5%程度ではあるが、看過できない値幅であると言えよう。


 投資家はこの崩れた相場に正面から向き合わなければならない。「そのうち戻るだろう」などというのは甘い考えであり、これから厳しい下落に直面するリスクがある。当面はあと 1000 円程度の下落で済むかもしれないが、そのあと、戻り切らなかった場合には、さらにキツイ下げが待っている。市場は我々が予想していない「何か悪い材料」を織り込み始めたようだ。だから、それを感覚的にキャッチしなければならない。ノンキに押し目買いをしていると、ケツの毛まで抜かれることになる。


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