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  • Yasushi Kuroiwa

「軟調スタート、再度の下落に備える場面」~6/24(朝刊)

 昨日の米国株式相場は高安まちまち。ダウ工業株 30 種平均は 71.34 ドル安の 23874.24、ナスダック総合指数は 18.46 ポイント高の 14271.73 となった。また、時間外取引の日経平均先物(円建て)は 28765 円付近での推移。したがって、本日の東京株式相場は軟調スタートを想定。下値を試すものと思われる。


 米国株式市場ではナスダックが最高値を更新しており、東京市場でもハイテク株には買いが入りそうだ。また、外国為替市場では円相場が1ドル=110 円付近での推移。足元の円安歩調には一定の安心感があり、輸出関連株にも買いが入りそうだ。

 日経平均の日足チャートでは昨日、上方の窓を上ひげで完全に埋める形。強い目標達成感が漂っており、これ以上の上昇は期待できない。上方にファンダメンタルズの壁(割高の壁)が位置しているのと同時に、上方には「目指すべき窓」が存在していない。株価はどうしても「下方向」に引っ張られやすく、徐々に値を消す展開となるだろう。


 足元、ちょっと気になるのが、東京での感染者の増加だ。昨日のコロナ感染者は 619 人となっており、先月 28 日以来の多さとなっている。来日した外国人選手からも感染者が2人出ており、7月の開催に向けて大きな不安がある。オリンピックを観戦に来たのに、感染したのではシャレにもならない。そういった懸念が次第に強くなっており、株価を抑える要因になりそうだ。


 東京株式相場はいったんショック安から立ち直ったように見えるが、日経平均の「弱気形状」に変化はない。投資家は「売りポジション」を持ちながら、再度の下落に備える場面だ。

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