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「軟調スタートも、ここは押し目買いポイント」~9/19(朝刊)

 昨日の米国株式相場は小幅高。ダウ工業株 30 種平均は 6.06 ドル高の 34624.30、ナスダック総合指数は 1.90 ポイント高の 13710.24 となった。また、時間外取引の日経平均先物(円建て)は 33075 円付近での推移。したがって、本日の日経平均は軟調スタートを想定。下値を試すと思われる。


 日経平均の日足チャートでは先週末、窓を空けて上昇。円安などを背景に、上放れの様相となっている。テクニカルの壁を突破しており、完全な強気形状。先高観の強い形であり、目先は上値を試す展開が予想される。



 本日は軟調スタートが予想され、いったん下方の窓を埋める流れとなりそうだ。その際、「この窓をどの程度、埋めるのか」が焦点となる。長い下ひげが出現するなど、「窓埋め拒否」の形状が出てくれば、相場の強さを改めて確認。「残した窓の大きさ」の分だけ、相場が強いことを意味する。逆に窓をすべて埋めてしまったり、突き抜けた場合には、この相場の持続性に疑問が残る。ある意味、相場の強さを測る「リトマス試験紙」みたいな役割があり、そういう目線で窓埋めの経緯を見る必要がありそうだ。


 もちろん、市場の関心は日米の金融政策となる。20 日(水)の米 FOMC、そして 22 日(金)の日銀金融政策決定会合の結果に注目が集まっている。いずれも「現状維持」との予想だが、足元の経済指標を受けて、サプライズが起こる可能性は残されている。逆に何もなければ、「重要イベント通過」を好感して、あらためて上値を試しやすくなるだろう。いずれにしても投資家は「買いポジション」を維持しながら、各イベントを迎えることになる。


【本日のレポート銘柄】

ネクステージ<3186>

ソフトバンク G<9984>

QD レーザ<6613>など


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