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  • Yasushi Kuroiwa

「軟調推移、米ヘッジファンドへの警戒が続く」~3/31(夕刊)

 本日の日経平均は 253.90 円安の 29178.80 円で取引を終了した。米株安を受けて軟調スタートとなったあとは、やや下値を試す動き。銀行株などに売りが出て、相場を押し下げる展開となった。ただ、円安を受けて、一部の自動車株はしっかり。全体相場を支えている。


 日経平均の日足チャートでは、陰線が出現。下値を試す動きとなっており、下方の窓(28821.83 円―28953.22 円)を目指しているようだ。短期的には 350 円程度の下落余地があり、来週早々にも埋めてしまうかもしれない。

 ただ、日経平均の「強気形状」に変化はなく、売り一巡後には押し目買いが入りやすい。下方には大きな壁(割安の壁)が存在しており、ここでは下げ渋ることが予想される。その後は上方の窓(29578.38 円―29621.22 円)を目指しやすく、株価はしばらくこの窓の範囲内で動くことになるだろう。短期的には「ボックス相場」を描きやすく、投資家はそういった前提で動く必要がある。


  これで年度末を迎えたことになるが、株価が下落したにも関わらず、本日は日銀 ETF 買いが入ることはなかった。ファストリ(9983)も下落しており、日経平均を 36 円ほど押し下げている。


 あと、気になるのはやはり米ヘッジファンドの巨額損失の話だ。本日は東証業種別騰落率で銀行株が下落率1位となるなど、依然として警戒感がくすぶっている。野村 HD(8604)も買い一巡後は下落に転じるなど、再び下値を試す動きとなっている。日経平均のチャートに崩れはないものの、市場の一部では怪しげな動きも出ているのだ。投資家は「新たな損失が表面化するのでは?」と疑心暗鬼になっている。「買いポジション」を継続しながらも、この手の情報には敏感になっておきたい。


<マーケット・ストーリー>

再び痛み出した野村君のおなか。通常の機内であれば、「すみません。この中にお医者様はいらっしゃいますか?」となるのだが、現時点でそのような雰囲気はない。単なるハライタならば良いが、「悪性の腫瘍」などがあった場合には、これは手に負えないことになる。

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