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  • Yasushi Kuroiwa

「配当落ち分を埋める、相場は強い」~3/30(夕刊)

 本日の日経平均は 48.18 円高の 29432.70 円で取引を終了した。終始、前日終値付近での値動きとなっており、強弱感が対立する展開。配当落ち分である 178 円があったにも関わらず、しっかりとした値動きとなった。


 日経平均の下支え役として機能したのが、ファーストリテ(9983)の上昇。前日比で3%以上の上昇となっており、日経平均を 100 円ほど支えた。また、東京エレク(8035)やアドテスト(6857)の半導体関連銘柄もしっかり。全体相場を支えている。

 日経平均の日足チャートでは、小陽線が出現。強弱感の対立を示唆している。しかし、実質的には配当落ち分があるため、これは上昇と同じ。強気相場は継続しているといえよう。「窓・壁・軸理論」では上方の窓に接近。短期的にはこれを埋めやすくなっている。同時に上下の壁に挟まれており、ボックス相場を形成しやすい。30000 円弱の水準でもみ合い相場となる可能性が高く、投資家もそのつもりでいた方が良いだろう。


 東証業種別騰落率では、海運・空運などの上昇が目立った。スエズ運河の運航が再開されたことで、物流の滞りに対する警戒感が後退したからだろう。また、バイデン大統領はワクチン接種のスピードを速めると宣言。明日にはインフラ投資の詳細を発表するとしており、市場には一段と楽観論が浮上するかもしれない。


 懸案だった野村HD(8604)の動きは、長い下ひげで下げ渋る形。金融パニックはいったん落ち着いた動きとなっており、次のステージを待っている状態だ。足元の株価を見ていると、それほど大事件にはならなさそう。もし、それを感じ取っているならば、すでに全体相場が下落しているはずだ。配当落ち分をすぐに取り戻すくらい強い相場。投資家は「買いポジション」をキープしていたい。


<マーケット・ストーリー>

ビルの合間の狭い道路に空いていた穴はすぐに埋められた。それによって渋滞は解消。通行・物流に問題はなさそうだ。万が一の場合でも、救急隊が駆けつけることができるだろう。ちなみに野村君のハライタはいったん収まったようだ。

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