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「やや軟調スタート、半身の構えで・・・」~4/30(朝刊)

 昨日の米国株式相場は上昇。ダウ工業株 30 種平均は 239.98 ドル高の 34060.36、ナスダック総合指数は 31.52 ポイント高の 14082.55 となった。また、時間外取引の日経平均先物(円建て)は 29010 円付近での推移。したがって、本日の日経平均はやや軟調スタート想定。下値を試すと思われる。


 注目の米 FOMC、バイデン大統領の演説はサプライズのあるものではなかった。FRB は景気の現状認識を上方修正したものの、金融政策は現状を維持。また、バイデン大統領は富裕層向けの増税に言及したものの、市場全体に影響を与えるものではなかった。

 日経平均はやや弱含みのスタートが予想される。基本的に連休の谷間であり、投資家の様子見ムードは強い。「あえてリスクを冒す必要はない」と考えており、相場は膠着感を強めそうだ。


 日経平均の日足チャートでは、上下の壁に挟まれる形。その中で上方に窓が空いており、短期的にはこれに引き寄せられやすい。


 ただ、足元でやや軟調な値動きとなっており、場合によっては下方ブレイクする可能性がある。この場合、今後、大きな下落に見舞われることになり、投資家は注意する必要がありそうだ。投資家は「買いポジション」を持ちながら、その強弱感を見極める局面。上方の窓を目指す動きに期待しながらも、やや半身の構えで相場に接する必要がありそうだ。

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