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  • Yasushi Kuroiwa

「メジャーSQ を通過、ガースー抜き相場で視界良好」~9/10(夕刊)

 本日の日経平均は 373.65 円高の 30281.84 円で取引を終了した。朝方から堅調スタートとなり、その後は上値を試す展開。メジャーSQ(30085.93 円)を上回ったことで、需給的な買い安心感が台頭。上値を試す動きとなった。


 日経平均の日足チャートでは、9日連続の陽線出現。戻り高値を更新しており、一段と先高観が出ている。昨日は下落したものの、下方の窓には届かず。相場の強さを示唆していた。本日、高値を更新したことで、買い安心感が強まっている。

 市場が積極的に上値を買っているのは、菅首相の退陣による「ガースー抜き相 場」だら。総裁候補が複数登場したことによる政策期待相場だ。足元の「政局」には不透明感があるものの、投資家はその先を見ている。曇っていた霧(ガス)がきれいに晴れており、「視界良好」となったイメージだ。各候補の掲げる様々な政策を持ち上げる形で、投資家がそれを格好の物色材料としている。実現性はさておき、今は「期待」で上げるタイミングだ。


 ちょっと理論的な話となるが、こういった期待が高まるシーンでは、成長株やリスクの高い銘柄が買われやすい。割高に思える銘柄や、業績が V 字回復しそうな銘柄――そういったものが買われやすい。投資家がリスクオン姿勢を強めることで、より成長を期待しやすく、従来よりも割引率を低く見積もるからだ。それが理論株価(目指すべき株価)を引き上げ、結果的に「割高」であっても、「さらに割高」まで買い上げることになる。短期勝負を前提に買われやすく、「儲けのチャンス」でもある。逆に腰をじっくり据えて投資したい人は、見向きもされない割安株を拾っておけばよい。そのうち日の目を見るときがきっとくるだろう。


 どちらの投資スタンスをとるのかは自由だが、現在は「買い」であることは間違いない。余計なことを考えずに、目の前の銘柄に素直に食指を伸ばすようにしたい


<マーケット・ストーリー>

「この流れるプール、意外と遠くまでつながってるなぁ」――モヤっていた視界が晴れたことで、先の先まで見えるようになった。「なんて快適なひとときなんだろう」

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