「上方の壁に挑戦、消滅なら一連の下落は終了」~2/1(朝刊)

 昨日の米国株式相場は上昇。ダウ工業株 30 種平均は 406.39 ドル高の 35131.86、ナスダック総合指数は 469.31 ポイント高の 14239.88 となった。また、時間外取引の日経平均先物(円建て)は 27310 円付近での推移。したがって、本日の日経平均は堅調スタートを想定。上値を試すものと思われる。

 日経平均の日足チャートでは昨日、上方の壁に到達。リバウンド歩調が強まっているが、弱気相場を継続している。本日は上方の壁に挑戦となり、これを突破できるかが焦点。もし、窓を空けて上昇すれば、一連の下落相場は終了し、リバウンド相場が本格化することになる。


 ただ、現時点でチャートの弱気相場は継続しており、「戻り売りスタンス」に変化はない。寄り付きで空ける窓も、その後は徐々に上値が重くなり、この窓が消滅。弱気相場が継続することを前提にしたい。


 そのようななか NY 原油先物相場は1バレル=88 ドル台へと上昇した。約7年ぶりの高値であり、インフレに対する警戒感が広がっている。それでも米長期金利は年 1.7%台で落ち着いており、市場には過度な金融引き締めへの警戒感があるわけではない。NY 株や日本株がリバウンド歩調へと向かうことになれば、FRB による早期金融引き締め観測からの株安は終了。「インフレと共存しながらバブルによる株高」の恩恵を享受できる可能性が出てきている。投資家は「金融引き締め=株安」という誤った認識を持つことなく、相場の底入れのタイミングをうかがうことになる。

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