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「もみ合いスタートも、再び下値を試す展開か」~1/31(朝刊)

 昨日の米国株式相場は上昇。ダウ工業株 30 種平均は 564.69 ドル高の 34725.47、ナスダック総合指数は 417.79 ポイント高の 13770.57 となった。また、時間外取引の日経平均先物(円建て)は 26680 円付近での推移。したがって、本日の日経平均はもみ合いスタートを想定。先週末の終値近辺で寄り付くと思われる。


 日経平均の日足チャートでは先週末、強気のはらみ足が出現。ちょっとした調整一巡感が漂っている。前日の株価急落に対する反動が出ており、いったん上値を試した格好だ。

 しかし、「窓・壁・軸理論」では、新たなファンダメンタルズの壁③が出現したばかりであり、チャートの弱気形状は鮮明。戻り売りで上値を抑えられやすくなっている。本日ももみ合いスタート後に下値を試す動きとなりそうだ。


 今週の注目材料となりそうなのが、引き続き米金融政策とウクライナ情勢。地政学的リスクの高まりが意識されており、もし「有事」となれば、株価に大きな影響を与えることになる。


  現時点ではそのような事態にはならないと考えられるが、何せ「チャートが弱気形状」。投資家は常に「最悪の事態」を想定しなくてはならない。「売りポジション」を持ったまま、下値メドを見極める局面となる。


 日経平均の日足チャートでは下方に複数の窓が空いている。これを連鎖的に埋める可能性があり、かなり危険な状態であるといえよう。とりあえず3段目の窓下限(23000 円台)を埋めることを前提に投資家はトレードする必要ありそうだ。「あと1割くらいは平気で下がる」―-それくらいの認識が必要なようだ。


【本日のレポート銘柄】

リミックス・ポイント<3825>

シンバイオ製薬<4582>

ANAP<3189>

Enjin<7370>


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