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「堅調スタートも、急落のための準備運動か」~10/24(朝刊)

 昨日の米国株式相場は高安まちまち。ダウ工業株 30 種平均は 190.87 ドル安の 32936.41、ナスダック総合指数は 34.52 ポイント高の 13018.33 となった。また、時間外取引の日経平均先物(円建て)は 31110 円付近での推移。したがって、本日の日経平均はやや堅調スタートを想定。リバウンドを試すと思われる。



 ただ、日経平均の日足チャートでは昨日、下がってはいけないところを下がってしまった。上方に新たなファンダメンタルズの壁③が出現した可能性が高く、かなり厳しい状況となっている。下方にはわずかに「テクニカルの壁」が残っていると思われ、これが相場を支えている格好。買い一巡後に失速する可能性が高そうだ。


 市場の関心は、もちろんイスラエルによる地上侵攻。バイデン政権は遅らせるように促しているようだが、境界近くには多くの戦車が用意されるなど、攻撃は秒読み段階に入っている。市場は「戦線拡大」を恐れており、依然として「警戒モード」は続いている。


 あとは、再び一時的に 5%を超えた米長期金利。さらに日銀の政策修正などとなるだろう。為替は節目の1ドル=150 円をつっかけており、「介入の有無」を探っている。「ダム決壊」となる可能性もあり、相場の急激な動きには注意をしたい。


 投資家は「売りポジション」を持ちながら、下方のテクニカルの壁の崩壊を待つ局面となる。株価が上昇したからといって、決して安心はできない局面。「下落のための準備運動」の可能性があり、「絶好の戻り売り場面」となる可能性があるからだ。引き続き「急落」には注意したい。


【本日のレポート銘柄】

霞ヶ関キャピタル<3498>

カバー<5253>

GNI グループ<2160>など


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