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「年末モードも、閑散に売りなし」~12/29(朝刊)

 昨日の米国株式相場は高安まちまち。ダウ工業株 30 種平均は 95.83 ドル高の 36398.21、ナスダック総合指数は 89.54 ポイント安の 15781.72 となった。また、時間外取引の日経平均先物(円建て)は 28950 円付近での推移。したがって、本日の日経平均はもみ合いスタートを想定。前日近辺から始まると思われる。


 昨日の日経平均は窓を空けて上昇。強気相場が鮮明になっており、先高観が強まる展開となっている。市場は年末モードで参加者が少ないものの、「掉尾の一振」とばかりに買いが優勢となっている。出来高は少ないものの、「閑散に売りなし」といった感じだ。

 基本的に市場環境は悪くはなく、上値を試す動きが続くだろう。新興市場の出遅れ感は強いが、こういったものは基本的には循環物色。いずれ個人投資家も息を吹き返してくると思われる。投資家はじっとこらえる場面であり、市場全体が浮かび上がってくるのを待つべきだろう。


 日経平均はもみ合いスタートが予想されるが、今は「窓・壁理論」の典型的な形状。上方の窓まで 400 円程度あり、需給だけで上昇する可能性が十分にある。投資家は来年に向けて仕込むべき局面であり、来春の上昇相場に期待するべき局面だ。「自分の持っている銘柄だけ上がらない」というパターンもあるが、そういった銘柄こそ、業績を再確認し、持つべき銘柄か否か、見極める局面だ。

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