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「強気は継続も、目指すべき窓がない」~8/13(朝刊)

 昨日の米国株式相場は上昇。ダウ工業株 30 種平均は 14.88 ドル高の 35499.85、ナスダック総合指数は 51.13 ポイント高の 14816.26 となった。また、時間外取引の日経平均先物(円建て)は 28075 円付近での推移。したがって、本日の日経平均は堅調スタートを想定。上値を試すものと思われる。


 昨日の日経平均は買い一巡後に上値の重い展開。上方の窓を完全に埋めたことで、強い達成感が出た。しかし、チャートの強気形状に変化はなく、目先は上値を試す展開を想定。上方の壁に挑戦すると思われる。

 ただ、基本的に上方には「目指すべき窓」が存在せず、株価は積極的に上値を追いにくい。国内の感染者の増加も止まらず、引き続き株式市場は警戒している。そういったもどかしい状態のなか、株価は上値を試すことになりそうだ。逆にいつ弱気転換しても不思議ではなく、投資家も慎重な動きを余儀なくされることになる。


 お盆シーズンのなか、私が住んでいる長野県でも緊急事態宣言の出ている地域からの車が多くみられる。特に若者のグループが多く、今後、全国的に感染者が増加することになりそうだ。それがどの程度になるのか・・・。株式市場の不安な気持ちが、今の値動きの鈍さにつながっている。投資家はとりあえず「買いポジション」を持ちながら、目先の動きを見守るしかない。

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