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「早くもリバウンドも、上方の窓では戻り売り」~10/17(朝刊)

 昨日の米国株式相場は上昇。ダウ工業株 30 種平均は 314.25 ドル高の 33984.54、ナスダック総合指数は 160.75 ポイント高の 13567.98 となった。また、時間外取引の日経平均先物(円建て)は 32015 円付近での推移。したがって、本日の日経平均は堅調スタートを想定。上値を試すと思われる。


 米国株は、シカゴ連銀総裁の「インフレ鎮静化は否定できない」という発言を受けて、上昇した。半導体株を中心に上昇しており、日本株もハイテク主導で上昇することになるだろう。



 日経平均の日足チャートでは昨日、窓を空けて下落。弱気相場に転じており、先安観が強まっている。ユニクロが中国で値上げするとしており、ファストリ(9983)が堅調スタート。日経平均を押し上げる効果がありそうだ。


 しかし、チャートはすでに弱気形状。上方の窓が実質的な上値抵抗帯として機能し、上値を抑えることになりそうだ。もし、日経平均が上方の窓に到達すれば、「上方に壁・下方に窓」という位置関係。今度は下落しやすい状態となり、株価は失速することになりそう。したがって、本日の上昇は「戻り売りの好機」。その後の下落を予想することになる。


 市場の関心は、ガザ地区への侵攻を宣言しているイスラエルの動向だ。それに対してレバノンのヒズボラが連動し、後ろ盾のイランの本格参戦はあるのか――その辺が焦点となっている。今は「開戦前夜」という雰囲気となっており、一定の緊張感はある。原油価格の動向を睨みながら、株価の動きを占うことになりそうだ。


【本日のレポート銘柄】

オンコリスバイオ<4588>

クシム<2345>

GNI<2160>など


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