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「自民・単独過半数を確保、とりあえず株高で反応」~11/1(朝刊)

 注目の衆院選は自民党が単独過半数を獲得。市場は買い安心感に包まれそうだ。また、ビックイベントを通過したことで、市場にあった不透明感が解消。株価を押し上げる要因になると思われる。


 時間外取引の日経平均先物(円建て)は 29460 円付近での推移。日本株は大幅高のスタートが予想される。事前に自民・過半数割れの観測もあっただけに、市場は安堵の表情を浮かべそうだ。主力株を中心に買い先行となり、上値を試す動きとなるだろう。

 「窓・壁・軸理論」で焦点となりそうなのが、上方のファンダメンタルズ②との攻防。同時に上方の窓を埋めることから、窓と株価の位置関係が逆転。一転して下落しやすい需給へと変化する。もし、買い一巡後に上値が抑えられれば、急速に上昇幅を縮小させることも考えられる。投資家は買い一巡後の動きに注目する必要があり、終値ベースで窓を確保できるかが焦点となりそうだ。


 今週の注目材料はやはり 3 日(水)の米 FOMC の結果発表ということになるのだろう。量的緩和の縮小(テーパリング)は既定路線になっているものの、その時期、スピード、利上げタイミングなどが焦点となる。同時に米 FRB が考える「インフレの持続性」も焦点となりそうだ。米 FRB が「一時的」としてきたインフレに対して見方が修正されることになれば、マーケットが大きく反応する可能性がある。


 インフレが持続的で加速する恐れが出てくれば、米金融引き締め観測が高まるのは間違いない。株価に対してマイナスの影響を及ぼしかねないのだ。投資家は「市場との対話」を慎重に見極めながら、ポジションをとらなければならない。とりあえずは「買いポジション」を持ったまま、衆院選後の株高を享受。その後の展開を見守ることになる。


【本日のレポート銘柄】

グローバルウェイ<3936>

アンジェス(4563)

INCLUSIVE<7078>


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