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「軟調スタート、売らざるを得ない状況」~2/21(朝刊)

更新日:2022年2月21日

 先週末の米国株式相場は下落。ダウ工業株 30 種平均は 232.85 ドル安の 34079.18、 ナスダック総合指数は 168.65 ポイント安の 13548.07 となった。また、時間外取引の日経平均先物(円建て)は 26880 円付近での推移。したがって、本日の日経平均は軟調スタートを想定。下値を試すものと思われる。


 日経平均の日足チャートでは先週末、売り一巡後に下げ渋る動き。窓空け下落は回避されたものの、取引レンジを着実に切り下げている。下値メドとして意識されていた下方の窓を明確に割り込んでおり、チャートは再び弱気形状へと転換。相場の弱さを露呈する形となった。

 本日は軟調スタートとなることで、チャートの弱気形状が鮮明となりそうだ。「窓・壁・軸理論 では、上方にファンダメンタルズの壁③が出現する形。軸が下向きに傾いていることを示唆しており、下値不安が一段と高まっている。本日は軟調スタートから、下値を試す動きとなりそうだ。


 目標となるのは下方に空いている窓(25800 円付近)である。短期的には窓下限(25650円)までの下落余地があり、比較的スムーズに下落することになるだろう。


 当然、そうなった場合には、足元の直近安値を下回ることになり、市場では「投げが投げを呼ぶ展開」になりやすい。いわゆる「真空地帯」を通過することになり、さらに下落スピードが加速するのだ。その後は3段目の窓(23500 円付近)まで突っ込む可能性があり、この辺を下値メドに設定する必要があるだろう。


 いずれにしてもウクライナ情勢の緊張感が高まっており、株価は下方向で反応せざるを得ない。リスク回避が鮮明となり、「売らなければならない人が売る」という状況を強いられそうだ。


【本日のレポート銘柄】

リミックス・ポイント<3825>

エッジテクノロジー<4268>

アスカネット<2438>

栄電子<7567>

Enjin<7370>


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