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「軟調スタート、強気形状を維持できるか・・・」~2/4(朝刊)

 昨日の米国株式相場は下落。ダウ工業株 30 種平均は 518.17 ドル安の 35111.16、ナスダック総合指数は 538.73 ポイント安の 13878.82 となった。また、時間外取引の日経平均先物(円建て)は 27140 円付近での推移。したがって、本日の日経平均は軟調スタートを想定。下値を試すものと思われる。


 米ナスダック総合指数は 3%を超える下落率となったものの、日本株に対する影響は限定的。日経平均は小幅安からの水準から始まりそうだ。


 焦点となるのは本日、窓空け下落となるか否か――。足元、順調なリバウンド相場が続いていただけに、それがやや怪しい動きとなっている。もし、本日、日経平均が売り先行となり、再び窓を空けて下落することになれば、一連のリバウンド相場は終了。再び「弱気相場」に転じることになる。

 ただ、現時点でチャートはギリギリ強気形状を維持しており、売り一巡後は下げ渋る展開を想定したい。なんとかプラス圏に浮上すれば、リバウンド相場の継続を示唆。上方の窓埋めが視野に入ってくる。基本的に買い手掛かり材料は乏しいものの、各種の悪材料はほぼ織り込み済み。改めてネガティブに反応する意味もなく、相場は堅調な推移を保ちそうだ。下落した場面は「押し目買い妙味」が高まることになり、その後の反発につながることを想定したい。


 もちろん、そうならなかったときのために、「売り転換」の準備も怠らないようにしたい。ここで再び弱気形状となれば、前回のファンダメンタルズの壁が復活。軸が大きく下向きに傾いていることを示唆する。急落のリスクが高まることになり、投資家が一斉に「投げ」に動く可能性があるからだ。投資家心理が微妙な状態なだけに、相場の流れに逆らわないようにしたい。

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