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「堅調スタート、上昇相場は続く」


 昨日の米国株式相場は高安まちまち。ダウ工業株30種平均は28.29ドル安の29397.63、ナスダック総合指数282.58ポイント高の11786.43となった。また、時間外取引の日経平均先物(円建て)は25535円付近での推移。したがって、本日の日経平均は買い先行を想定。上値を試すものと思われる。


 米国株はダウが下落したものの、ナスダックは上昇となった。景気敏感株には売りが出たものの、ハイテク株の一角には買いが入った。典型的な「循環物色」であり、相場の持続性の高さを示唆している。日本株は米国株の動きをおおむね好感して、株高で反応しそうだ。


日経平均の日足チャートでは昨日、陽線が出現。前日の上ひげを突破しており、強い先高観が出ている。株価は上値を試す動きとなり、本日もバブル後の高値を更新するだろう。 


 東京株式市場は出来高を伴った「全員参加型」の上昇相場となりそうだ。膨大な売り残の買い戻しが原動力となるものの、結果的に「株高」が投資家の自信につながっていきそうだ。「買うから上がる」「上がるから買う」という好循環となり、高値を更新していくだろう。足元でボックス相場が長かっただけに、潜在的な上昇エネルギーは蓄積されている。

「売り方が完全に諦めるまで」相場が続く可能性が高く、投資家は具体的な上値メドを設定しない方が良いだろう。「行くところまで行く」という状態となり、株高の流れが鮮明になりそうだ。新型コロナワクチンへの期待は持続するものの、同時に感染者拡大が顕著となっている。強弱感が入り乱れる形で上昇相場が継続する可能性があり、それが上昇の長期化にもつながりそうだ。「ロックダウンするかもしれない」という売り方の淡い期待感が上昇の背景になるということ。投資家は引き続き「上方向」を見ながら、利益を伸ばす場面となる。



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